マルロン糸
編み物作品を作るとき、編み出し部分って、ゆるくなりがちですよね。
固く編むと、伸びなくなってしまって、せっかくゆるふわの作品をつくったのに、
そこだけ突っ張り感が許せない仕上がりになってしまうこともあります。
既製服のニット製品には、編み出しにマルロン糸という、ほそーい伸びる糸を入れることがあります。ハイゲージのセーターの裾や袖口のゴム編み端が、身頃に比べてきちっと止まっている商品がそうです。のばしてもキックバックがあり、安心感がありますね。
手編みの世界では、手芸屋さんにいくと、ミシンで使うシャーリング用よりもっと細いゴムが売ってたりします。編んでからテンションがほしいところに通して使ったりします。でもよく見ると、そのゴムが編み目のすきまから見え隠れして、スマートじゃないことも・・・・
このマルロン糸、極細なので、一緒に編み込むことが出来ます。手編みの太い糸では、マルロン糸が負けちゃうかと思いましたが、そこはかとなく伸縮がでて、ゴムがはいっているかどうかわからないくらいの仕上がりです。
2016/7/23_24
ハンドメイドインジャパンに出店します。マルロン糸をもっていきます。
使ってみたい方は少量ですが巻き取って差し上げますので、お立ち寄りください。
C-147
YUMIPATTERNS
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